1:加工技術について
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冷間圧造(ヘッダー加工)とは、どのような加工方法ですか?
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冷間圧造は、金属に圧力を加えて塑性変形させる加工方法です。
素材を加熱せず圧造成形を行う為、熱による歪みが少なく精度の高い製造が可能です。切削加工と比較すると
- 材料ロスが少なくコストを抑えられる
- 加工スピードが早い
- 切削しないため金属の強度を保ちやすい
といったメリットもあります。
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どんな加工ができますか?
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冷間圧造・切削2次加工・全切削・転造・センターレス研削・雌ネジ・に対応しています。
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加工が可能な材質は?
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主な素材として、鉄・ステンレス全般・アルミ・真ちゅう・銅を取り扱っています。
また、他社で加工をお断りされた難削材についても、前向きに検討させて頂きます。
ぜひご相談ください。
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どれくらいの大きさまで加工ができますか?
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外径φ5〜φ15程度、長さ5mm〜40mm程度までの対応実績がございます。
ご要望に応じて柔軟に対応させて頂きますので、上記以外の規格についても一度ご相談ください。
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2次加工はできますか?
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はい。
2次加工機を使用し、切削、穴あけ、タップなどの加工が可能です。
また、外径研磨・タップ・転造・圧造後の2次加工のみの加工も承っております。
2:注文について
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新規発注納期の目安を教えてください
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ご依頼から納品までに材料発注、金型製作を含めて、通常2か月〜3ヶ月程度いただいていますが、急ぎのご要望でも柔軟に対応させて頂きます。
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小ロットでの受注には対応していますか?
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はい。
単発発注数百個での納品実績がございます。
費用や納期に関しては個別にご相談ください。
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金型の制作にお金はかかりますか?
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金型は、過去事例として30万〜300万となります。製品形状により金型費は変動いたします。
金型コスト削減をお考えでロット数が少量でしたら、全切削をおすすめします。
ぜひお気軽にご相談ください。
3:品質について
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品質管理体制について教えてください
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当社は国際標準化機構が認定する品質管理規格ISO9001を取得し、厳格な品質管理体制のもと、製品の製造にあたっております。
2023年度の実績として、画像選別機の導入により不良品0.01%以下を実現しています。
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製品はどのような検査を経て出荷されますか?
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自動車部品などの厳しい品質要求にも対応できるよう、各種検査装置を備えております。
工程内検査では、デジタルマイクロスコープ、画像寸法測定器、輪郭形状測定器、真円度測定器などを使用し、次工程への流出を防いでおります。検査機器の詳細については、品質管理体制をご確認ください。
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